株式会社NTTドコモ社の3月24日付報道発表について
2025年3月25日
Coltテクノロジーサービス株式会社
株式会社NTTドコモ社の3月24日付報道発表について
グローバル・デジタル・インフラストラクチャ企業であるColtテクノロジーサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:大江 克哉、以下Colt)は本日、株式会社NTTドコモ社の3月24日付報道発表について、以下のようにコメントを発表させて頂きます。
弊社は、株式会社NTTドコモ(以下、「ドコモ」)との接続料の協議や、ドコモが総務大臣に対して申請した裁定(以下、「本裁定」)に係る手続において、誠実に対応して参りました。本裁定の結果・内容及び本裁定に係る手続は、不当かつ不公正なものであり、市場における慣例からも乖離していると考えております。そのため、弊社においても、本裁定についての不服等を総務省及び東京地方裁判所へ申し立てております。
なお、ドコモの報道発表内に株式会社BIS(以下、「BIS」)についての記載がありますが、弊社は、BISに対し音声サービスの提供を行っていたものの、いわゆる「トラフィックポンピング」に関与したことも、それを認識しながら黙認したことも、一切ございません。実際に、BISの経営陣に対する刑事事件の情報を把握した時点で、弊社は直ちにBISに対する音声サービス提供を終了しており、BISについての関係当局による調査においても、当社の不正行為や関与は一切認められておりません。
弊社は、総務省主催の検討会などへの参加を通じて、責任ある通信事業者として、トラフィックポンピングの未然防止や排除に貢献することに努めております。トラフィックポンピングは、業界全体に影響を及ぼす課題であり、定額制SIMカードの販売など複数の要因によって引き起こされていると認識しております。そのため、例えば、移動体通信事業者及び固定通信事業者による適切な利用管理と積極的な監視・報告義務を伴う仕組みが、不正な第三者によるトラフィックポンピング行為の抑止に繋がると考えております。
こうした状況も踏まえ、弊社は、東京地方裁判所等における手続を通じて、ドコモとの接続料に関する公正かつ中立的な判断を求めてまいります。
Coltについて;
Coltは、顧客企業のビジネスを成功に導く、「想像を超えたつながり(Extraordinary Connections)」を提供する、グローバルなデジタル・インフラ提供企業です。
優秀な人材と同じ志を持つパートナーに支えられ、デジタル・ユニバースの力をどこでも、いつでも、そしてあらゆる方法でお客様に届けるという目的を持って行動しています。
1992年の創業以来、Coltはお客様への深いコミットメントにより、’City of London (Telecommunications)‘の伝統と共に成長し、ロンドン市に根ざした企業から、40カ国以上で事業を展開するグローバル企業へと成長を遂げ、世界中に6,000人以上の従業員と80以上のオフィスを擁する企業へと発展しました。
Coltの顧客は、ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカ、北米最大のビジネス拠点にまたがる230都市32,000の商用ビル、50以上のメトロポリタン・エリア・ネットワーク、275以上のPoP(アクセスポイント)を接続する広範なデジタル・インフラストラクチャから恩恵を得ています。
株式非公開企業であるColtは、最も財務健全性の高い企業の一社でもあります。
Coltは業界を牽引する優れた顧客体験の提供に注力し、顧客企業の革新を、自身の価値観や顧客企業、パートナー、人類、及び地球への責任を以て支援します。
詳細については、www.colt.net/ja/をご覧ください。
