On Demand Interconnect

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概要

On Demand Interconnect (ODI)により、お客様は自動化されたSDNインターコネクトを介してColt On Demandから直接Equinix Fabricの拠点に接続できます。

EquinixのODIを使用することで、Equinix Fabric上のお客様はColtファイバーネットワークに直接接続される900以上のデータセンターと29,000以上の企業拠点にシームレスに接続できるため、簡易化されたエンドツーエンドのネットワークエクスペリエンスが実現されます。

お客様は、アムステルダム、フランクフルト、ロンドン、シンガポール、東京のEquinix Fabricに相互接続され、接続はレイヤ2ポイントツーポイント接続(データセンター、イーサネット、Cloud On Demand接続と同様)となります。

Equinix Overview - Introduction

カスタマーアプリケーション

Equinix向けOn Demand Interconnectでは、従来のデータセンターのクロスコネクトに比べ、さらに強化されたプロビジョニングエクスペリエンスが特徴です。

プロビジョニング時間 数日、数週間での提供 ポータルから最短即日でのプロビジョニング
エクスペリエンスの向上 まれに、問題が発生する場合があります(例:TX/RXポートを交換する必要があるなど) 完全に自動化

使用例として、お客様拠点であるオフィスビルから、Equinix Fabricポートへの接続をする場合が挙げられます。このようなお客様のニーズは通常、Equinixデータセンター内のEquinix Fabricとサービスプロバイダポート間の物理的なファイバーによる相互接続を介して対応されます。

On Demand Interconnect を使用すると、お客様はこの従来のプロビジョニングルートをバイパスし自動化されたプロセスを介してシームレスにColtと直接相互接続することができます。

サービスの詳細(Colt On Demandサービス)

お客様は、データセンターまたは企業オフィス拠点にある物理的なOn DemandポートとEquinix Fabricポートとの間にレイヤ2接続を作成できます。

  • 接続 – レイヤ2
  • Equinix仮想ポート帯域 – 50 Mbps~1 Gbps
  • 回線帯域 – 10 Mbps~1 Gbps
  • お客様ポートのVLAN構成 – オープンポート(トランスペアレント)、VLANを追加(トランスレーション)、フィルタ

注意:
Colt仮想クラウドポートの帯域は固定されています。クラウドポートの帯域を変更するには、お客様はまず、Fabricポータルを介したEquinix回線と、On Demandポータルを介したColt回線を削除する必要があります。2つの回線が削除されると、仮想クラウドポートが削除されて新しい仮想クラウドポートが作成されます。

Equinix Fabric経由でColtへの新しい接続を作成する

Equinix接続用の新しいODIを作成するには、お客様は以下を行う必要があります。

ステップ1:Equinix Fabricポータルより、Equinix FabricポートとColt間における、ローカルDC内/メトロ内の接続をリクエスト

ステップ2:Colt On Demandポータルより、Equinix仮想クラウドポートを作成し、お客様のデータセンターまたは企業オフィス拠点への接続をリクエストする

(ステップ1 )Equinix Fabric上で接続のリクエスト

お客様はColtをサービスプロバイダーとして選択し、新しい接続を作成する必要があります。

Connect to Equinix Fabric

その後、お客様は次のことを行う必要があります

  • Aエンドにおける既存のEquinix Fabricポートの1つを選択/起点となるDC(例:ロンドンLD6など)
  • Bエンド/接続先となる都市をColtへの相互接続として選択する(例:ロンドン)

お客様はその後標準のEquinix Fabricプロビジョニングプロセスに従い、帯域とVLANの詳細を選択する必要があります。

Equinix Introduction 2

接続が作成されるとお客様はサービスキーを受け取ります(Equinix Fabric上では Unique IDと表記されます)。このサービスキーは、Colt On Demandで仮想ポートを作成する際に必要となります。これらの作業は、数分で完了します。

Equinix Order Submitted

(ステップ2 )Colt On Demand接続のリクエスト

前提条件:

1 ) お客様はすでにCloud On Demandプラットフォームに登録されている必要があります。

2) リモートデータセンターまたは企業オフィス拠点にある物理ポートがすでに設置されている必要があります。(ポートのプロビジョニングに関する詳細はクイックスタートガイドを参照してください)

Colt On Demand 接続リクエストの手順

まず、お客様はOn Demand上でサービスキーを使用してEquinix仮想クラウドポートを作成する必要があります。クラウドポート作成時には拠点エリアとデータセンターの場所を選択していただきます。(例:Equinix LD6)。

ODI

仮想クラウドポートが作成されたら、リモートデータセンター/企業オフィスポートとEquinix仮想クラウドポートの間に回線をを作成します。手順は、標準的なクラウド接続の作成プロセスと同様に、A端ポートとしてEquinixを選択し、B端にお客様のDCまたは企業オフィスを選択していただきます。

エンドツーエンドプロセスの概要

エンドツーエンドのプロビジョニングプロセスの概要は以下のとおりです。

End to End Process